楽天証券で不正アクセス被害が相次いで報告されています。
いま何が起きていて、利用者はどう感じ、どう動いているのか――簡単に整理してみました。
いま何が起きているのか、簡単にまとめました
最近、楽天証券を使っている投資家のあいだで「勝手に株が売られた」「知らない中国株を買われていた」といった不正取引被害の報告が急増しています。

私も楽天証券でNISAを運用している一人なので、今回の件はかなり気になって調べました。
ここでは「楽天証券で今何が起きているのか?」、そして「SNSではどんな意見が出ているのか?」をできるだけ簡潔にまとめてみました。
楽天証券の不正被害、どんな事件なの?
今回話題になっているのは、楽天証券の口座から顧客の知らない間に資産が売却されていたというもの。売られた資金でなぜか中国株(特に流動性の低い銘柄)が購入されているケースが多数報告されています。
楽天証券は「これはフィッシング詐欺が原因」と発表していますが、SNS上では
「フィッシングメールなんて開いたことがない」
「二段階認証を設定していたのにやられた」
という声も多く、一部では**「フィッシング以外のルートから漏洩しているのでは?」**と疑問が上がっています。
さらに、一部の利用者からは
「証券口座と連携していた楽天銀行口座から資金が移動していた」
という報告もあり、楽天グループ全体のセキュリティへの不安が広がっています。
楽天側は3月下旬から公式に注意喚起を出し、セキュリティ強化策として以下を推奨しています。
- ログインパスワード・暗証番号の変更
- 二段階認証の設定(ログイン追加認証サービス)
- マネーブリッジの解除(楽天銀行との自動連携機能)
ですが、「補償は個別対応であり、顧客に過失があれば難しい」とも明言しており、心配する声は後を絶ちません。
SNSではどんな声が出ている?みんなの対策は?
SNSや掲示板には、さまざまな考察やリアルな体験談が寄せられています。いくつか代表的なものを紹介します。

💬 被害にあった人の声:
- 「フィッシングのリンクを踏んだ記憶がない。絶対違う原因がある」
- 「一晩で300万円近い損失。補償もあるかどうかわからず不安」
- 「楽天側から“あなたの過失です”と言われてショック」
🧠 推測・考察する人の声:
- 「TemuやSHEINなどの海外ショッピングアプリ経由で情報抜かれたのでは?」
- 「スマホに仕込まれたキーロガーやマルウェアが原因かも」
- 「ブラウザの拡張機能や無料VPN経由で情報が漏れた可能性も」
🛡 対策をとった人の声:
- 「マネーブリッジを即解除した」
- 「楽天証券からすべて資金を引き上げて、しばらくお休み」
- 「証券専用のメールアドレスを新たに作って対策」
こうして見ると、被害者本人の混乱はもちろん、利用者全体が「どうすればいいのか?」と悩んでいる状況がうかがえます。
私も楽天証券でNISAを運用中…どうするか迷っています
私は楽天証券でつみたてNISAを少額ながらやっています。
今のところ不正な動きはないのですが、今回の件を見て「このまま続けていいのか?」「いったん売却して避難すべきか?」と、正直かなり揺れています。

NISAの場合、一度売ってしまうと非課税枠が消えてしまうというデメリットがあるので、損を覚悟で逃げるか、自己防衛しながら持ち続けるかの難しい選択です。
ただ、ひとつはっきりしているのは、
「情報を知っておくことが、自分の資産を守る第一歩になる」
ということ。
楽天証券を使っている方はもちろん、それ以外の証券・銀行口座をお持ちの方も、自分のセキュリティ環境をいま一度見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
何かの参考になりましたら幸いです。
ではまた、続報があれば更新しますね。
✍️(この記事は2025年3月時点の情報をもとに執筆しています)
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