フィットットは怪しい?無料体験の裏側と効果の嘘ホントを【家族向けに】全解説


「近所の会場に行列ができているけど、フィットットは怪しいのでは?」と不安を感じていませんか。
親が熱心に通っていると、詐欺的な手口ではないか、あるいは心理的に強い影響を受けているのではないかと心配になりますよね。

結論から言えば、会場で扱われている電位治療器は、厚生労働省の承認を受けた管理医療機器であり、違法な無許可製品ではありません。
しかし、無料で人を集める手法には、独自の心理テクニックが隠されています。

この記事では、無料のからくりや効果の真偽、万が一の時の法的対処法まで徹底解説します。
実態を正しく理解し、大切な家族を守るための判断材料にしてください。

✅この記事を読むとわかること

  • フィットットの無料体験が成立するビジネスの仕組みと心理テクニック
  • 「怪しい」と言われるSF商法との法的違いや医療機器としての正式な効能
  • 高齢者が効果を誤解してしまう原因とネット上の評判の正しい見極め方
  • 家族がトラブルに巻き込まれた際の冷静な話し合いやクーリングオフの手順
🔍この記事のまとめ(先に知りたい方へ)
  • フィットットは違法な詐欺業者ではなく、正規に認可された医療機器を扱う事業者です。
  • 無料体験は広告費の代わりですが、返報性や群集心理を利用した巧みな集客手法には注意が必要です。
  • 「ガンが治る」等の噂は参加者の誤解であり、認められた効能は頭痛・肩こり等の4つのみです。
  • 家族が熱中していても頭ごなしに否定せず、まずは共感して信頼関係を守ることが大切です。
  • 万が一の契約後でも、8日以内なら理由を問わずクーリングオフで無条件解約できます。
目次

フィットットが怪しいのはなぜ?無料の裏側と心理的影響のマーケティング技法

多くの人がフィットットに対して抱く「怪しい」という感情の正体は、実は巧みに設計された心理的テクニックによるものです。ここでは、無料体験が成立するビジネスの仕組みや、会場の熱気が人の判断力に与える影響について、行動心理学の観点から紐解いていきます。

「タダより高いものはない」の正体は?返報性の原理と集客の罠

「タダより高いものはない」という言葉があるように、私たちは「無料」と聞くと、本能的に「何か裏があるのではないか」「後で高額な請求をされるのではないか」と警戒心を抱きます。

フィットットの会場では、高額な医療機器を期間中何度でも無料で使用できます。
実は、この**「徹底して無料でサービスを提供する」こと自体に、心理学でいう「返報性(へんぽうせい)の原理」**が働いています。

借りを作ったままではいられない心理

返報性の原理とは、「人から何か親切にされたら、お返しをしなければならない」と感じる強い心理作用のことです。

会場に通い、毎日無料で治療器に座り、スタッフから親身に体調を気遣ってもらう体験を繰り返すと、参加者の心には無意識のうちに「親切の貯金(負債)」が溜まっていきます。

物品をもらわなくても、「これだけ良くしてもらったのだから」という感情が芽生えます。これが、「話くらいは真剣に聞こう」「友人を誘ってみよう」、そして最終的には「ここまで元気にしてくれたのだから、購入を検討しよう」という行動へとつながっていくのです。

広告費をかけないビジネスモデルの正当性

もちろん、企業もボランティアで運営しているわけではありません。これは計算されたビジネスモデルです。

一般的な家電メーカーは、テレビCMや雑誌広告に莫大な予算を投じます。一方、コスモヘルスのような企業は、そうしたマス広告を打ちません。その代わりに、広告宣伝費を「会場の運営費」や「人件費」に充てているのです。

つまり、無料体験は怪しい裏があるわけではなく、あくまで「体験を通して良さを知ってもらう」という正当なマーケティング戦略です。
違法性はありませんが、私たち消費者は「無料で得をしているようで、実は心理的な距離を縮められている」という事実を理解し、冷静さを保つ必要があります。

宗教みたい?会場の拍手と連帯感が生むバンドワゴン効果

会場に足を踏み入れると、スタッフの元気な挨拶や、それに呼応する参加者の拍手に圧倒されることがあります。
外から見れば異様な光景でも、中にいると次第に心地よくなってくる。この現象には**「バンドワゴン効果」**と呼ばれる集団心理が関係しています。

「みんながやっているから正しい」という錯覚

バンドワゴン効果とは、「多くの人が支持している物事は、良いものに違いない」と思い込んでしまう心理現象です。行列のできる店を見て「あそこは美味しいはずだ」と感じるのもこれに当たります。

体験会場という閉鎖的な空間では、この効果がより強く働きます。
周りの参加者がみんな笑顔で頷き、拍手をしている中で、自分一人だけ疑いの目を向けるのは精神的に大きなエネルギーを要します。その結果、「これだけ多くの人が素晴らしいと言っているのだから、この機械は本物なのだろう」と同調してしまうのです。

違和感は正常な防衛本能

もしあなたが、家族や友人に誘われて会場に行き、「宗教みたいで怖い」と感じたなら、その感覚は正常な防衛本能です。決して間違っていません。

会場の一体感や高揚感は、時に批判的な思考を停止させます。大切なのは、その場の空気に流されず、自分を客観視する「メタ認知」を持つことです。
「今、会場の熱気に飲まれそうになっているな」「これは演出の一つだな」と、一歩引いた視点を持つことで、冷静な判断力を維持できます。

「ガンが治る」は誰の嘘?スタッフと高齢者の間で起きる認知の歪み

「お母さんね、フィットットに通ったら病気が治るって聞いたのよ」
親からそんな言葉を聞かされたら、家族は「スタッフが嘘の効果を吹き込んで詐欺をしている」と疑うでしょう。
しかし、実際に会場で話を聞いてみると、多くの会場では、薬機法を意識した説明が行われていますが、説明の受け取られ方によって誤解が生じるケースも指摘されています。

では、なぜ「嘘の効果」が家族に伝わってしまうのでしょうか。そこには、情報の**「伝言ゲーム」による認知の歪み**があります。

スタッフの説明と受け取り手の解釈のズレ

フィットットの会場では、機械の説明だけでなく、健康全般に関する「ためになる話」が行われることがあります。
例えば、「体温を上げると免疫力が上がる」「一般的に酸素を取り入れることは、ガンの予防など健康維持に大切」といった一般的な健康知識です。

また、他の参加者がマイクを握り、「個人の体験談」として「視力が上がった」「血液検査の数値が良くなった」と発表することもあります。

これを聞いた高齢の参加者は、頭の中で情報を勝手に結びつけてしまいます。

  1. スタッフの説明: 「この機械は4つの症状に効きます。あと、一般論として酸素は病気予防に大切ですよ」
  2. 他の客の体験談: 「私はこれのおかげ(?)で検査数値が良くなりました!(個人の感想)」
  3. 本人の解釈(誤解): 「酸素は病気に良い。みんな良くなったと言っている。つまり、この機械にかかれば病気も治るんだ!
  4. 家族への報告: 「スタッフさんの話を聞いたんだけど、これで病気が治るんだって!」

信じたいものを信じる「確証バイアス」

人は、自分が信じたい情報だけを集めて、都合の悪い情報を無視する「確証バイアス」という性質を持っています。

健康に不安を抱える高齢者は、「健康になりたい」「病気を治したい」という強い願望があります。そのため、スタッフがどれだけ**「医療機器としての効能は4つだけです」「万病に効く魔法の機械ではありません」**と注意書きを添えても、その否定の言葉は記憶に残りにくくなります。
その代わりに、都合の良い「健康知識」や「他人の体験談」だけが、あたかも「機械の効果」であるかのように記憶に定着してしまうのです。

家族がすべきなのは、スタッフを「嘘つき」と決めつけることではなく、本人が会場で聞いてきた**「一般的な健康知識」と「機械の正式な効能」がごちゃ混ぜになっていないか**を、話しあい、整理してあげることです。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の医療行為や効果を保証するものではありません。健康上の懸念がある場合は、必ず医師や専門の医療機関にご相談ください。

買いたいと言うまで売らない?「逆転の営業」が招く購買心理

フィットットの評判を調べると、「押し売りは一切されなかった」という声と、「いつの間にか買っていた」という声が混在しています。
実は、これは比較的巧妙とされる「逆転の営業」テクニックです。

押さないことで引き出す「欲しい」という感情

人間には、他人から行動を強制されると反発したくなり、逆に禁止されるとしたくなる「心理的リアクタンス」という性質があります。

このような心理効果が知られています。「今はまだ買わないでください」「まずはしっかり体験して、効果を実感してください」と、あえて販売を拒否するような姿勢を見せます。
すると、参加者は「売りつけられる」という警戒心を解くと同時に、「そんなに自信がある商品なら欲しい」「選ばれた人しか買えない特別なものなのかもしれない」という欲求を刺激されます。

信頼関係が生む「自発的な」契約

さらに、毎日顔を合わせ、健康相談に乗り、親身になってくれるスタッフに対し、参加者は強い信頼(ラポール)を抱きます。「この人は私のことを思って、無理に売ろうとしないのだ」と信じ込むのです。

この信頼関係が出来上がったタイミングで、会場の閉鎖期間(キャンペーン終了)が告知されます。すると参加者は、誰に強制されるわけでもなく、自ら手を挙げて「これがないと困るから売ってほしい」と懇願するようになります。

この手法の巧妙な点は、「自分で決めて買った」という満足感が残るため、心理的に解約をためらいやすくなる傾向があります。
しかし、その意思決定は本当に自分だけの考えによるものでしょうか。巧みに敷かれたレールの上を歩かされていないか、契約書にハンコを押す前にもう一度だけ自問してみることが大切です。

「無料体験は分かったけど、実際に購入するといくらなの?」と気になる方は、こちらの記事で機種ごとの詳細な価格表やセット割引について解説しています。
フィットットの値段は高い?機器価格と選び方を徹底解説

フィットットは怪しい?SF商法疑惑と医療機器としての真偽

フィットットの販売手法や商品は、法的に見て「クロ」なのでしょうか、それとも「シロ」なのでしょうか。催眠商法(SF商法)との法的な違いや、医療機器としての正式な認可状況、そしてネット上に溢れる評判の真偽について、弁護士や医療従事者の視点を取り入れながらファクトチェックを行います。


ネット上の評判を見ていると、「フィットットは悪徳商法のようだ」「いや、きちんとした会社だ」と意見が真っ二つに割れており、どちらを信じればいいのか分からなくなってしまいます。

ここでは、感情論ではなく、「法律」と「医療」の客観的な視点から、フィットットの実態に迫ります。

催眠商法(SF商法)とは違う?弁護士視点で見る類似点と相違点

「会場に人を集めて、熱狂的な雰囲気の中で高額商品を売る」
このスタイルを見ると、かつて社会問題になった「SF商法(催眠商法)」を思い出し、不安になるのは当然のことです。

実際に弁護士の視点で見ると、フィットットの運営スタイルには、SF商法と「似ている点」と「決定的に違う点」の両方が存在します。

法律ギリギリ?手法の類似性

まず、警戒すべき「似ている点」です。
SF商法の特徴として、以下の3点が挙げられます。

  1. 無料配布で人を集める: 「卵や洗剤あげます」といって集客する。
  2. 閉鎖的な空間: 外から見えない会場で、長時間話を聞かせる。
  3. 熱狂的な雰囲気作り: 巧みな話術で競争心を煽り、冷静な判断力を奪う。

フィットットも「無料体験」や「会場の一体感」を重視している点において、外見上は非常によく似ています。そのため、家族が心配して「それは催眠商法だ!」と止めるのも無理はありません。

決定的に異なる「コンプライアンス」

しかし、法的に見ると明確な違いがあります。それは「ルールを守っているかどうか」です。

悪質なSF商法業者は、クーリングオフを妨害したり、嘘の効果を伝えて無理やり契約させたりします。
一方で、フィットットを運営するコスモヘルス社は、一般的には、以下のような対応が取られているケースが多いとされています。

  • 契約時の説明義務: 「病気が治るわけではない」等の重要事項を説明し、同意書を取る。
  • クーリングオフの徹底: 契約後8日以内の無条件解約に応じる体制がある。
  • 強引な勧誘の禁止: 「買いたい」と申し出ない限り販売プロセスに進まない。

つまり、**「販売手法(演出)はSF商法に近いが、法律(特定商取引法など)は遵守している」**というのが実態です。違法業者ではありませんが、会場の雰囲気に飲み込まれやすい環境であることには変わりないため、消費者は「合法だから安心」と気を抜かず、冷静さを保つ必要があります。

「病院で使われていない=怪しい」説を看護師視点でファクトチェック

知恵袋などのQ&Aサイトを見ると、「本当に効果がある機械なら、保険適用になって全国の病院で使われているはずだ。それがないのが答えだ」という厳しい意見を目にします。

一理あるように聞こえますが、医療現場の視点で考えると、少し事情が異なります。そこには「治療」と「予防」の役割の違いがあるのです。

「治療」と「予防」の役割分担

病院の主な役割は、すでに起きてしまった病気を治す「対症療法」です。
一方、フィットットなどの家庭用電位治療器が目指しているのは、病気になる前の身体を整える「予防医療」や「セルフケア」の領域です。

病院では、投薬や手術など、即効性と劇的な効果が求められます。じっくりと時間をかけて体調を整える電位治療器は、病院の忙しい現場のニーズとは必ずしも一致しません。

経営的な背景も影響

また、現実的な話として「病院経営」の問題もあります。
病院が新しい機器を導入する場合、「それを導入してどれくらいの診療報酬(点数)が稼げるか」が重要になります。高額な設備投資をしても、それに見合う点数が国から認められていなければ、病院としては導入しにくいのが実情です。

したがって、「病院に置かれていない=効果がない詐欺商品」と決めつけるのは早計です。
ただし、逆に言えば「病院で行うような専門的な治療と同レベルの効果を期待してはいけない」ということでもあります。あくまで家庭での健康管理ツールとして捉えるのが正解です。

フィットットは認可されていますか?厚労省承認データと効果の限界

「怪しい機械ではないか?」という疑念を晴らすために最も確実なのは、国のデータを確認することです。
フィットットで使用されている機器(コスモドクターシリーズなど)は、厚生労働省から認可を受けた「管理医療機器」です。

国が認めている4つの効果

ここで重要なのは、「何が認可されているのか」を正しく理解することです。
薬機法(旧薬事法)に基づき、家庭用電位治療器として効果・効能が認められているのは、以下の4つに限られます。

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 不眠症
  • 慢性便秘

これらは「緩解(かんかい)」、つまり症状を和らげることが認められています。

「認可」の拡大解釈に注意

ここで注意が必要なのは、「認可されている=どんな病気にも効く」という意味では決してないということです。
「ガンが消える」「糖尿病が治る」といった効果は、国によって認められていませんし、医学的な根拠もありません。

もし、会場に通っている本人が「これで難病が治るんだ!」と興奮していたら、それは「認可」という言葉を拡大解釈してしまっています。
「国が認めているのは、あくまで肩こりや便秘の改善までだよ」と、事実ベースで期待値を調整してあげることが、購入後の後悔を防ぐ鍵となります。

法律上の効果だけでなく、実際に使った人の**「体の変化」や「具体的な機能の違い」**について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
フィットットの評判と効果を徹底解説!無料体験会の実態とは

ネットの「サクラ」や「アンチ」に騙されない情報の見極め方

フィットットについて検索すると、「人生が変わった!最高!」という絶賛コメントと、「詐欺だ!騙されるな!」という激しい批判コメントが入り乱れています。
極端な情報ばかりで、どれが真実か分からなくなってしまいますが、それぞれのバイアス(偏り)を知ることで、真実が見えてきます。

「信者」と「アンチ」の心理

  • 絶賛する人(信者化): 会場の熱気やスタッフへの愛着から、プラシーボ効果(思い込み)も含めて「全てが素晴らしい」と感じています。悪い部分が見えなくなっている可能性があります。
  • 批判する人(アンチ): 実際に体験せずに、過去の悪徳商法のイメージだけで「怪しいに決まっている」と書き込んでいるケースが多々あります。「知恵袋」などの回答者によく見られるパターンです。

信頼できる口コミの特徴

では、どの情報を参考にすべきでしょうか。
信頼性が高いのは、具体的なプロセスや感情の揺れ動きが書かれている体験談です。

例えば、「最初は怪しいと思って警戒していた」「買いたいと言ってもすぐには売ってくれなかった」「病気は治らないと説明されたが、眠れるようにはなった」といった口コミです。これらは、冷静に事実を観察している証拠と言えます。

ネット上の情報はあくまで参考程度に留めましょう。最終的には、**「親が本当に元気になっているか(表情や会話の変化)」「提示された契約書の内容(キャンセル規定など)」**という、目の前の一次情報を見て判断することをお勧めします。

家族がフィットットに通い怪しいと感じた時の法的対処と守る技術

もし家族がフィットットに熱中し、高額な契約をしようとしていたら、どのように止めるべきなのでしょうか。頭ごなしに否定して喧嘩になるのを防ぎつつ、法的に家族を守るための会話術や、消費者センター・クーリングオフ制度の具体的な活用法を解説します。

もし家族がフィットットに熱中し、高額な契約をしようとしていたら、どのように止めるべきなのでしょうか。
心配のあまり、つい強い言葉で責めてしまいがちですが、それが逆効果になることもあります。

ここでは、家族の絆を守りつつ、法的に資産を守るための具体的な会話術や対処法を解説します。

親の「楽しい」を奪わず守る!否定から入らない共感アプローチ

「お母さん、またあんな怪しいところに行ってるの? いい加減にして!」
実家に帰ったとき、親に向かってこんな言葉を投げかけていませんか。

家族としては「騙されてほしくない」という一心からの言葉ですが、言われた親の立場になってみてください。毎日通ってスタッフや友人と楽しく過ごしている場所を、事情も知らない家族に頭ごなしに否定されたら、どう感じるでしょうか。

「否定」は心のシャッターを下ろす

人は、自分の信念や行動を否定されると、無意識に反発し、より頑なに自分の考えを守ろうとする心理が働きます。これを心理学で「バックファイア効果」と呼びます。

「行くな」と言えば言うほど、「あそこのスタッフさんは私の話を優しく聞いてくれるのに、息子は何も分かってくれない」と孤立感を深め、家族よりも会場のスタッフを信頼するようになってしまいます。これでは逆効果です。

まずは「肯定」から入るサンドイッチ話法

大切なのは、親の「場所」や「楽しみ」を奪わないことです。
まずは、親が元気になっている事実を認めてあげてください。

  1. 肯定(共感): 「最近、顔色が良くなったね。そこに行くと楽しいんだね」
  2. 本音(心配): 「でも、機械の値段がすごく高いって聞いたから、お母さんが無理な契約をさせられないか心配なんだ」
  3. 提案(妥協案): 「通うのは良いけど、もし何か買うときは、ハンコを押す前に必ず私に相談してほしいな」

このように、否定的な意見を肯定的な言葉で挟むことで、相手は話を聞き入れやすくなります。

ゴールは「通わせないこと」ではない

目的を再設定しましょう。ゴールは「会場に行かせないこと」ではありません。「不必要な高額契約を防ぎ、資産を守ること」です。

「通うだけなら健康にも良いしタダだから、賢く利用しようよ」くらいのスタンスで接する方が、親も「味方でいてくれる」と安心し、いざという時に相談してくれるようになります。

電位治療器は違法ですか?購入前に確認すべき消費者センターの事例

「そもそも、こんな売り方は違法じゃないの?」
会場の熱狂的な雰囲気を見ると、法的に問題がないのか不安になる方も多いでしょう。

結論から言えば、電位治療器の販売自体は違法ではありません。しかし、**「売り方」**に関しては、法律(特定商取引法や消費者契約法)で厳しいルールが定められています。

「違法」と判断されるボーダーライン

過去に国民生活センターなどに寄せられた相談事例から、どのような勧誘がアウト(違法の可能性あり)なのかを知っておきましょう。

  • 嘘をつく(不実告知):
    「これを使えばガンが治る」「絶対に病気にならない」など、事実と異なる説明をして契約させること。
  • 帰してくれない(監禁・退去妨害):
    「契約するまで帰さない」と長時間拘束したり、帰りたがっているのに立ちはだかったりすること。
  • 不安を煽る(断定的判断の提供):
    「これを買わないと、あなたは将来寝たきりになる」などと、不確実な未来を断定して恐怖心を煽ること。

もし、ご家族がこのような勧誘を受けて契約してしまった場合は、契約を取り消せる可能性があります。

迷ったら「188」へ相談を

「これは違法なのかな?」「どう判断すればいいんだろう」と迷ったときは、一人で悩まずに専門家を頼ってください。

局番なしの**「188(消費者ホットライン)」**に電話をかけると、最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員からアドバイスを受けられます。
「契約前だけど、話を聞いてみたい」という段階でも相談に乗ってくれることがあります。家族だけで抱え込まず、第三者の客観的な視点を入れることが、トラブル回避の近道です。

契約書にサインした後でも間に合う!クーリングオフの鉄壁手順

「親が勝手に100万円の契約をしてしまった…もう手遅れだ」
そう絶望するのはまだ早いです。日本の法律には、消費者を守る強力な武器「クーリングオフ制度」があります。

8日以内なら無条件で白紙に戻せる

フィットットのような体験会場での販売は、特定商取引法における「訪問販売」に該当するケースが多くあります(※店舗販売ではなく、本来の目的を隠して呼び出している場合など)。

この場合、契約書面を受け取った日を含めて8日以内であれば、理由を問わず、無条件で契約を解除できます。

  • 高額すぎて払えない
  • やっぱり必要ないと思った
  • 家族に反対された

どんな理由でも構いません。「やっぱりやめます」の一言を通す権利が、法律で保証されているのです。

証拠を残すことが最大の防御

クーリングオフを行う際、絶対にやってはいけないのが「電話で伝えるだけ」で済ませることです。「言った、言わない」のトラブルになり、期間を過ぎてしまう恐れがあります。

※必ず「書面」で通知してください。ハガキでも可能ですが、より確実なのは郵便局から「内容証明郵便」「特定記録郵便」で送ることです。これらは「いつ、誰が、どんな内容を送ったか」を郵便局が証明してくれるため、強力な証拠になります。

使用済みでも違約金はゼロ

「もう機械を開封して使ってしまったから返品できないのでは?」と心配する必要はありません。
クーリングオフ期間内であれば、商品を使用していても返品可能です。また、返品にかかる送料は業者が負担し、違約金や損害賠償を支払う必要も一切ありません。

諦めずに、速やかに行動を起こしましょう。もし手続きに不安があれば、前述の消費者センターが書き方を教えてくれます。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の法的判断を保証するものではありません。個別の契約トラブルに関しては、弁護士や消費生活センター等の専門機関にご相談ください。

フィットットが怪しいと感じる理由と正しい対処法の総括

  • 無料体験は広告費を削減し会場運営に充てる計算されたビジネスモデル
  • 親切にされると断りづらくなる返報性の原理が集客に利用されている
  • 会場の一体感はバンドワゴン効果によるものであり冷静な客観視が必要
  • 多くの会場では、スタッフは薬機法を意識した説明を行っており、万病に効くといった説明は公式にはされていない
  • 参加者間の伝言ゲームによりガンが治る等の誤った情報が拡散される
  • 高齢者は確証バイアスにより自分に都合の良い体験談だけを信じ込む
  • あえて売り込まない逆転の営業手法が顧客の購買意欲を刺激する
  • 販売演出はSF商法に似ている面もあるが、クーリングオフ等の法制度は整備されている
  • 病院にない理由は治療と予防の役割の違いや診療報酬の問題
  • 厚労省が認可している効能は頭痛や肩こりなど4つの症状のみ
  • ネット情報は極端な意見を避け具体的な体験プロセスを重視する
  • 家族がハマった際は頭ごなしに否定せず共感から入る対話が有効
  • 電位治療器の販売自体は合法だが不実告知などの勧誘は違法となる
  • 契約書面受領から8日以内なら理由を問わずクーリングオフが可能
  • 商品を開封し使用した後でも返品でき違約金も発生しない
  • 不安な勧誘を受けた際は局番なしの188で消費者センターへ相談する

関連リンク

より詳しい法的手続きや、トラブル時の具体的な相談先を知りたい方は、以下の公式サイトをご活用ください。

消費者庁「特定商取引法ガイド」

特定商取引法(訪問販売やクーリングオフなど)のルールが分かりやすく解説されています。契約解除の書面の書き方や手続きの詳細を確認したい場合に最適です。

国民生活センター「悪質商法被害例・対処法」

全国の消費者センターに寄せられた相談事例や、最新の悪質商法の手口が紹介されています。「自分のケースがトラブルに該当するか」を客観的に判断する材料になります。

消費者庁「消費者ホットライン(188)」

契約トラブルで困った際に、最寄りの消費生活センター等の相談窓口を案内してくれる「188(いやや)」番の解説ページです。電話をかける前の確認として役立ちます。

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